アマゾニア1と2はどちらがエビ繁殖に良いか
私はレッドビーシュリンプ繁殖水槽にアマゾニアを用いていますが、同じADA社にはアマゾニア2が販売されています。
この両者はまったく性質が違い、アマゾニアは天然黒土がほとんどで、腐植酸などの栄養素が豊富に含まれていますが、その分水質悪化、コケ藻類の繁茂を引き起こします。
一方、アマゾニア2は黒土とそれ以外のものがふくまれており、栄養分ではアマゾニア1に劣りますが、立ち上げ時に水質悪化を招きにくく設計されています。また、PHをアマゾニア以上に低く下げます。
正直、私の地元ショップでアマゾニア2を用いた水槽がありますが、立ち上げ時はどちらも水質悪化を招くので、結局時間をかける必要があるようです(笑。
ちなみに、ADA社のレッドビーシュリンプ飼育セットはアマゾニア2が付いてきます。これは立ち上げ時に管理が楽で万人向けであると考えたんでしょうね。
しかし、私は本格的に繁殖にするなら、アマゾニア1を勧めます。
理由は、私の親しいショップや私自身を含め、皆長期にわたって繁殖に成功しているから。
アマゾニアは初めの水質悪化がひどいため、2~3ヶ月ほど待つことが理想なんですが、それぐらい立ち上げに時間をかける価値があります。
また、アマゾニア2は中性の水道水を用いた場合、PHを下げすぎてしまうので、レッドビーシュリンプ繁殖を抑制する可能性があります。
もちろん、他の吸着系ソイルでも増えますが、繁殖期間が短いんですよね。1年で抱卵固体が出なくなります。
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アマゾニア、アマゾニア2、ソイル2010年2月13日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:ソイル比較
ADA社のビーシュリンプフードについて
最近レッドビーシュリンプの餌としてADA社からビーシュリンプ・フードが出ましたね。
この会社は数あるアクアリウム会社の中でもかなり信頼できるところです。
ADAの冊子や著書はどの会社よりも理論的に、わかりやすく書かれており、商品のデザインセンスは個人的にかなり気に入っています。
確かに通販禁止や商品が高価なのは欠点なんですけどね・・
さて、この新しいビー用の餌についてですが、配合されている原料、成分が明確に記載されており、さすがADA社と言った感じです。
成長促進させる成分として
フィッシュミール 、イカミール、小麦粉、海草
甲殻形成、脱皮不全予防として
ほうれん草、オキアミミール、キチン
繁殖促進として
大豆、アクアソイルアマゾニア
色揚げとして
スピルリナ、カロノイド
栄養分の吸収促進、突然死予防、新陳代謝促進として
各種ビタミン、各種ミネラル、トルラ酵母
等など、非常に多くの原料、成分を含んでいるんですよね~。
この原料を見るだけでも、スピルリナは色揚げ効果があるんだなって勉強になります(笑
また、一番注目すべきなのはアマゾニアが含まれていること。
アマゾニアは有機酸(腐植酸)を豊富に含んでおり、繁殖促進の効果があるとADA社が認めているんですね。
他のブログを見ても食いつきは抜群だそうで、私も手に入れたいのですが、ADAのショップまで行く時間がない(汗
また、もう一つ興味深いのが、特約店向けのレッドビーフードの紹介文。
“レッドビーシュリンプ・フードの特性について”
底棲生物であるエビ類は、たえず底泥をついばむことで さまざまな栄養素をバランスよく摂取しています。
そこでADAでは見た目の食い付きではなく、レッドビーシュリンプ本来の食性に着目し、土壌由来の天然有機
成分を豊富に含んだバランス栄養食を目指してオリジナルフードの開発を行ないました。
そのためレッドビーシュリンプ・フードは食い付きのみを重視した餌ではなく、エビが少量でも口にすることで
確実に外殻の形成や発色をよくし、健康な体をつくることに効果を発揮する餌となっています。
またこうした効果は長期飼育や累代繁殖を目指す方はもちろんのこと、底床のアクアソイル-アマゾニアが露出
しない水草レイアウトでレッドビーシュリンプを飼育する際にも有効です。
この文の冒頭に、「底泥をついばみ、栄養素をバランスよく摂取しています。」と書かれていますが、レッドビーシュリンプ
はソイル自体食べているんですよ。
マスターソイルの水槽にアマゾニアパウダーをばら撒くとエビが群がってくるんですよね。
ですから、最近は有機酸が含まれたブラックウォーターが販売されてますけど、底土自体に有機酸が含まれているほうが
エビは効率よく栄養分を摂取できるのではないでしょうか。
実際に私はいくつかのブラックウォーターを試しましたが、効果があるかわからなかったので(汗
石川の某ペットショップの方は、「アマゾニア水槽やってる人ならその餌それほど必要ないかも」と言ってました(笑
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ADA、アマゾニア、レッドビーシュリンプフード2010年2月2日 | コメント/トラックバック(0)|
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バクテリア剤を比較
水槽がうまく立ち上がるかどうかで、レッドビーシュリンプ繁殖が決まると言っても過言ではありません。
うまく立ち上がるとは、汚れをアンモニア、亜硝酸を経て硝酸塩まで分解してくれるバクテリアが整っている状況を指します。
稚エビの生存率を上げるためには、バクテリアだけでなくインフゾリアなど餌となる微生物が沸いていることも条件となっているのですが、
ここでは主にバクテリア剤について話しますので、後日記載します。
バクテリア剤には多くの商品が出回っていますが、あまり評価がわからない商品には手を出さないほうがいいです。
なぜなら、アクアリウム業界は人間に使う商品ではないので、国家検査が課されているわけでもなく、騙し放題
の世界なのですね~。
ただの水同様のものをバクテリア剤として販売しているものだって販売できてしまいますから。
バクテリア剤自体不要と言う方もいますが、それは一理あると思っています。
なぜなら、バクテリアといっても数千種類もの生物がいますし、生息環境も多種多様。
バクテリア剤を添加しても、数ヵ月後には現地にあったバクテリアが占領してしまう可能性だって大いにあるからです。
しかし、それでも私はバクテリア剤が必要だと思います。
なぜなら、勝手にバクテリアが沸くまで数ヶ月もの月日がかかり、レッドビーシュリンプ投入にそこまで待てないと思うからです。
優良なバクテリア剤を添加すれば、即日あるいは1週間以内で活動を始め、水の立ち上がりが劇的に早くなりますので、レッドビーの死亡率をかなり下げることができます。
ただ、バクテリア剤は定期的に添加が必要とメーカー商品に記載されていますが、それは必要ないでしょう。
一々添加しなければ生きられないようなバクテリアなら、数ヶ月の期間で他のバクテリアに置き換わっているでしょうから(汗
私は立ち上げ時に一度バクテリア剤を添加するのみで、それ以降は使いません。
では、私がこれまで試したバクテリア剤で良かったものを紹介します。
1、ベルテックジャパン バイオスコール お勧め度 ★★★★★
この添加剤が一押しです。私がアルバイトしていた富山県の某熱帯魚ショップでも一押し添加剤として勧めてました。
数ヶ月常温で保存しても品質変化は見られず、即日立ち上げを謳うだけあって、1週間ほどあれば確実に立ち上がりました。
アマゾニアは立ち上げ時に多くのアンモニアが出るので、このバクテリア剤を重宝しています。
2、バイオカルチャー2000 (bioculture 2000) お勧め度 ★★★★
これは前回紹介したバイオカルチャー1000と同じシリーズのバクテリア剤です。
硝酸塩を減少させるためのバイオカルチャー1000と、アンモニア、亜硝酸を減少させるバイオカルチャー2000と言ったことろです。
この商品はバイオスコールが出るまで一番お勧めだったのですが、直接日に当たると色が変わっていくんですよね。
メーカーの方に問い合わせたらバクテリアは生きてるんで色ぐらい変わりますとのことだったのですが、品質保持の点で
★-1となりました。
立ち上げ速度はバイオスコールといい勝負ですよ。
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バイオカルチャー、バイオスコール、バクテリア、レッドビーシュリンプ2010年2月1日 | コメント/トラックバック(0)|
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エビ繁殖を抑制する硝酸塩を取り除く
前回、腐植酸がレッドビーシュリンプの繁殖を促進すると書きました。
今回は、繁殖を抑制してしまう悪い成分「硝酸塩」とその取り除き方を教えます。
硝酸塩がわからない人のために説明しますが、これはバクテリアが有機物を分解した最終形態の成分といえます。
バクテリアは有機物を分解する際、有機物⇒アンモニア⇒亜硝酸⇒硝酸塩という分解過程を辿ります。
この最後に水槽内に残った硝酸塩がやっかいで、放っておいても中々減少してくれるものではありません。
嫌気菌という酸素がほとんどないところに繁殖するバクテリアが、脱窒還元を行い、硝酸塩を窒素に変えてくれるのですが、
これは水槽内に十分繁殖させることが困難です。
そこで、硝酸塩を取り除くために2つ手段があります。
1、成長速度がとても早い水草を入れる
一番実用的で安価なのが、この方法です。私の水槽にはアマゾンフロッグピットを浮かべてます。
この水草はとにかく成長速度が早いです。1株購入しただけでも、半年後には水槽の水面すべて埋め尽くしてしまいますので、間引く必要があります。
それだけ成長速度が早いということは、水槽内の硝酸塩を含めた有害成分や栄養素を吸い取っているので、硝酸塩濃度は確実に減少します。
コケや藻に悩まされている水槽にたくさんこの水草を入れると、半月後にはそれらが増殖しなくなりました。
アマゾンフロッグピットの他に、成長の早い水草ではアナカリス、マツモ等が挙げられます。
*水草には残留農薬が含まれている可能性があるので、その販売されている水槽でエビが生きているか、ショップ店員に確かめてみる
等をして、農薬がないことを確認してから入れてください。それがあるとレッドビーシュリンプは確実に死にます。
2、嫌気菌入り添加剤で硝酸塩を取り除く
有名な添加剤が、Bioculture 1000です。
私もレッドビー水槽に入れたことがあります。
この添加剤を入れると確かに硝酸塩が減ります。
しかし、効き目が最長で2週間ほどなので、定期的に添加する必要があるため、予算の都合上やめました。
ある程度硝酸塩が蓄積されても、レッドビー繁殖に問題ないので、今はアマゾンフロッグピットを水槽に入れて硝酸塩を減らす
方法にしています。
ちなみに、硝酸塩を測定する試薬はレッドシー社から販売されてます。
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レッドビーシュリンプ、水草、硝酸塩2010年2月1日 | コメント/トラックバック(0)|
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