エビ繁殖を抑制する硝酸塩を取り除く

前回、腐植酸がレッドビーシュリンプの繁殖を促進すると書きました。

今回は、繁殖を抑制してしまう悪い成分「硝酸塩」とその取り除き方を教えます。

硝酸塩がわからない人のために説明しますが、これはバクテリアが有機物を分解した最終形態の成分といえます。

バクテリアは有機物を分解する際、有機物⇒アンモニア⇒亜硝酸⇒硝酸塩という分解過程を辿ります。

この最後に水槽内に残った硝酸塩がやっかいで、放っておいても中々減少してくれるものではありません。

嫌気菌という酸素がほとんどないところに繁殖するバクテリアが、脱窒還元を行い、硝酸塩を窒素に変えてくれるのですが、

これは水槽内に十分繁殖させることが困難です。

そこで、硝酸塩を取り除くために2つ手段があります。

1、成長速度がとても早い水草を入れる

アマゾンフロッグピット水槽

アマゾンフロッグピット水槽

一番実用的で安価なのが、この方法です。私の水槽にはアマゾンフロッグピットを浮かべてます。

この水草はとにかく成長速度が早いです。1株購入しただけでも、半年後には水槽の水面すべて埋め尽くしてしまいますので、間引く必要があります。

それだけ成長速度が早いということは、水槽内の硝酸塩を含めた有害成分や栄養素を吸い取っているので、硝酸塩濃度は確実に減少します。

コケや藻に悩まされている水槽にたくさんこの水草を入れると、半月後にはそれらが増殖しなくなりました。

アマゾンフロッグピットの他に、成長の早い水草ではアナカリス、マツモ等が挙げられます。

*水草には残留農薬が含まれている可能性があるので、その販売されている水槽でエビが生きているか、ショップ店員に確かめてみる

等をして、農薬がないことを確認してから入れてください。それがあるとレッドビーシュリンプは確実に死にます。

2、嫌気菌入り添加剤で硝酸塩を取り除く

バイオカルチャー1000

バイオカルチャー1000

有名な添加剤が、Bioculture 1000です。

私もレッドビー水槽に入れたことがあります。

この添加剤を入れると確かに硝酸塩が減ります。

しかし、効き目が最長で2週間ほどなので、定期的に添加する必要があるため、予算の都合上やめました。

ある程度硝酸塩が蓄積されても、レッドビー繁殖に問題ないので、今はアマゾンフロッグピットを水槽に入れて硝酸塩を減らす

方法にしています。

ちなみに、硝酸塩を測定する試薬はレッドシー社から販売されてます。

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